『Big Hearts ジョーのいない時代に生まれて』
どれだけの人がこの漫画のことを知ってるのか分からないけれども個人的にすごく好きな漫画なんです。今調べたらこの単行本はもう7年も前に発売されたものだった。
週刊モーニングの巻頭カラーで始まった新連載。その第一話を読んでこれまでにないボクシング漫画な感じでこれは良さそう、と思ったのを覚えてる。ボクシングって漫画の題材として基本的に面白くなくなりようがないものだとは思うんです。話として全部の要素があるから。ノックアウトで勝つシーンなんてカタルシスありまくり。
でもよくありがちなのは、主人公がボクシングを始める→コイツ才能あるぜ→ライバルの登場→挫折→克服→栄光という努力・友情・勝利な週刊少年ジャンプ的ストーリー。でもこの物語はまったくそういうものではないというところが気を引いた。描き方も淡々としているんだけれど細かいところが上手く表現されていて面白い。
連載中はずっと読んでいて、単行本も1、2巻同時発売で出版社もやる気満々だなぁなんて思ってたんだけど、いつの間にか休載になってて「あれどうなったんだろう」という感じだった。3巻以降も出たのかどうかがずっとわからないままだったんだけど、こないだ近所の古本屋で3巻を見つけておおおおお!ってな感じで買ってきた。でもその3巻で終わってたのが残念。終わり方もちょっと消化不良な感じだったし。これからが面白くなるとこなのにーみたいな。無理やりな打ち切りだったんだろうか。その辺がちょっと惜しいです。でも全体としてはいい漫画だと思います。
『漫画じゃねえんだからよ、必殺パンチなんて見たかねえんだ』
というセリフが印象的。絵も好き。

- 作者: 林明輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/03/20
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Big hearts 3―ジョーのいない時代に生まれて (モーニングKC)
- 作者: 林明輝
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ネットでの自分の場所について。
もうこんな話はとっくに他の誰かが既に語っていることだと思うのだけれど、ネットをしてたらいろいろとアカウントが増えてくるよねって話です。
自分でパッと思い付くだけでも、はてな、Google、Twitter、livedoor、mixi、Yahoo!、Tumblr、Flickr、YouTube、ニコニコ動画、Amazon、楽天、foursquare、Evernote。こないだはFacebookやLast.fmまで作ってしまった。ほとんど使いもしないのに勢いだけで作れるから作ってしまった。たぶんもっと他にもあると思う。
で、こういうのって、どこにどれだけあってそれぞれのIDは何でパスワードは何っていうのを自分以外の誰も知らないわけだから、僕がある日突然事故かなんかで死んでしまったらこのネット空間にこれらのアカウントは永遠にさまよい続けることになるわけだ。僕の奥さんはパソコンとかはまったく疎い人だからたぶん削除とかしないと思う。そしてこれらは誰にログインされることもなく、更新も二度とされなくなる。更新されない場所には誰もアクセスしない。そうやっていずれ誰からも忘れられていく。寂しいもんだなーとか思ったり。
でも一方で、そうでもないかもとか思ったりもする。
おととしの夏、ガンバサポの友達が亡くなって彼もmixiやブログをしていたんだけど、現在もそのアカウントが残ってる。彼の家族が残してくれてるものだ。今もそこにアクセスすれば彼の文章が読める。あの時の彼の声を聞くことができる。生の声を。
そういう形で1人1人の記憶の中だけで残るのではなく、ネット上とは言え「かたち」として残るというのはいいのかも。
なんか考えがまとまらずダラダラ書いたけれどもまとめる気もあんま起きないのでこのまま終わる。
海外旅行。
去年の秋頃に香港とマカオに行って来たんですけど。
プライベートではなく公私でいうと公の方な感じの旅行で。まぁ香港とか意外と楽しかったです。マカオはもっと楽しかったです。エッグタルトとか美味しかったですしポルトガルな感じもあったし、何だあれ、ギャンブルの場所。えー、カジノか。カジノも楽しかったです。嘘です。負けたので全然楽しくなかったです。ちょっとアクセント的に軽く嘘付いてみました。
で、その香港・マカオ旅行なんですがもう悟ったね。俺悟り開いちゃった。前々から薄々感じていたけれどもアレな境地に辿り着いちゃった。旅行ってのは「どこに行くかじゃなく誰と行くか」が持論なんですけど、それに加えて俺は海外が好きじゃないんだなって思った。
いや、海外が嫌いないんじゃなくって、普通の日常がものすごく好きなんだと思った。消極的理由からではなく積極的に「いつもの毎日が大好きー」みたいな。なんかそんな感じ。海外旅行とかって普段は味わえない非日常な空間と出会いと風景とか経験とか、そういうものと出会うために行くと思うんですけども、そういうことを分かっていてもなお、そういう体験よりも自分は“日常”が好きなんだと思い知った。
なんだろう。うまく言葉では言えないけれども、いつも自分のまわりにあるものがそこにない、ということがなんだかなーって感じだった。楽しくなかった。依存とかそういうんじゃなく。まぁでもこういうのは外に出てみないと分からないことですね。
香港とかマカオの写真、いろいろ撮ってきたんだけどどっかやってしまった(笑)。
5月おいしい。
もう早くも4月が終わって5月がやってくるらしいんですけども、5月の旬の食材はグリーンアスパラとかそら豆とか鰹とか蛸とかいさきとかカレイとかだそうで。
どれもうまそうだ。
毎日ご飯を作ってもらってまして、たまに「今日なに食べたい?」とか聞かれるんですけどもそんなのって結構難しい質問。しかもたいていご飯食べた後とかに聞かれたりするし。いや、そんなの今聞かれても…。でも仕事中とかのふとした時に「あ、アレ食べたいなー」とか思ったりするのでそういうのをメモったりするようにしてます。ほいでそのメモ帳が貯まったらそのままメールで送るみたいな。そんなことやってたりします。
こないだは、
と言う感じのが書き貯まったので伝えてみたらば2−3日かけて作ってもらえたりしました。まぁメニュー考えるのってしんどいですよね。僕的にはサラダとあとお造りとかがあったら何も文句はないんですけど。
桃ラー
巷で人気の桃屋の辛いのか辛くないのかどっちかよく分かんないラー油ですけども、僕もTwitterで知って先月ぐらいに1個買って、そのあまりの美味しさにソッコーで使い切ってしまったんですけども、確かにあれはヤバイです。ほいで、続けて買おうと思ったら売り切れで全然手に入らない。どこにも売ってないぜーとか思ってたら千里中央のセルシーのダイエーにあったので買ってきた。
でもあれですね、2個目にもなるとさすがに飽きますね。
だって、どうしたってあのラー油の味になってしまうんですもの。ガーリックとラー油の味が強すぎて。美味しいんだけど、さすがにそれが続くと飽きてしまいます。美人は3日で飽きる的な。でもいろんなレシピというか使い方を探求するのは楽しいです。*1 *2 *3
たぶん脚注の使い方をまた間違えてる。