アメリカンドッグ

小腹が減ったので飲み物を買うついでに何か腹を埋めるものでも買おうかとローソンに入ったのですが、いろいろと陳列棚を見回してもどうもシックリくるものがない。おにぎりは何か違う感じだし、焼きそばパンもモシャモシャしそう。かといってカップラーメンとかお弁当では大袈裟すぎる。埋めたいのは小腹なんです。
どうしようかねぇーといろいろ悩んでたんですが、そんな時にチラッとレジの横にあるケースが目に入った。からあげクンやポテトやフライドチキンが並んでる。これだーと思った。僕が求めてたのはそれだったんだと気付いたね。
1本だけ残ったアメリカンドッグ。オー、イェス。ぼってりと丸いその姿。ドーナツ状の衣の中にはソーセージ。マスタードとケチャップをつけて超おいしそう。最後に「あの」部分をカリカリと食べる幸せ。ああ、もうこれしかないなーとか考えながら一緒に買う飲み物(水)を片手にレジ待ちの列に並ぶ俺。
そんな感じでアメリカンドッグの味を想像しながら列に並んでたんです。もう財布からお釣りのないように小銭を出しながら。ああいう時ってちょっと幸せ。食べたいと思ったものをもうすぐ食べられると思う幸せ。待つこと数分。さぁ次は自分の番だぜーとか思ってたんですが、そんな僕の前に並んでたリーマンがレジに付いて、「えーっとね、アメリカンドッグひとつ」とか言ってんの。
え?あれ?
僕の最愛のアメリカンドッグがなくなった瞬間でした。さよなら、ボブ(僕が付けた名前)。キミのいないローソンなんて、そんなのただのローソンだ。傷心の僕はそのまま近所のファミリーマートに向かい、あることを確認しつつレジで「アメリカンドッグ1つ」と言いながら105円を手渡した。ボブと結ばれなかったのは残念だけど、ボートはボート、ファックはファック、アメリカンドッグはアメリカンドッグだ。
広場のベンチに座りながら食べたチャーリーは美味しかった。でも一口食べたら棒からスポッて抜けそうになって、食べ終わるまでずっとクルクルクルクル回ってた。
チャーリーは食べにくかったです。