幼なじみ。

最近よく幼なじみのことを思い出します。なんででしょう。
彼女と出会ったのは9歳の時。1学期の春、同じクラスで隣の席同士になった。彼女はどちらかというと人なつっこいタイプで、しかもサッパリとした性格。僕らは自然といろんな話をするようになり、僕は彼女に好感を持つようになった。彼女も僕に好感を持っていてくれてたと思う。
その後クラス替えもあったけれど、僕らは6年生までずっと同じクラス。修学旅行でも同じ班になったり、バレンタインデーやホワイトデーにはありがちなやりとりなどをして。
中学も同じ学校で、クラスは違ったけど廊下で会えばまぁ普通に喋ってた。淡い恋心的なものもあったかもしれないけど、自分としては昔っから知ってるアイツなんかよりも中学になって知り合ったバレー部のカワイイあの子の方と仲良くなりたくて(笑)。
高校生になると学校も別々になり、あんまり会うこともなくなったけど利用する駅は同じなので結構な頻度で顔は合わせてた。でも無理に会うと言うほどでもなく。
次第にお互い会わなくなり、最後に会ったのは成人式の時。彼女はちょっとオトナっぽくなっただけで昔とどこも変わってなくて、僕らは普通に話をした。ああ、もうお互い20歳なのかーとか考えつつ。
その後も年賀状とかは毎年やりとりしてたんだけど、やっぱり次第に音信不通になり、最後の年賀状は生まれたばかりの彼女の子供の写真だったと思う。
なんで最近になってそんなことを思い出すのかわからない。わからないけれども、会ってみたいなぁという気持ちがある。会ってどうするんだとも思うけれども、ふと気付くと向かいのホーム、路地裏の窓、そんなとこにいるはずもないのに探してたり探してなかったり。
まぁそれは冗談にしても、今ごろ彼女はどーしてるかなーとふと考えたりします。なんなんだろうか、この気持ちは。どこかの時点であいつに告白とかしてたら今頃どうなってただろうみたいな「あり得たかもしれない未来」を想像すると何か胸がキューンとなります。