ガタカ

ガタカを観ました。
"Gattaca"
Guanine(グアニン)、Adenine(アデニン)、Thymine(チミン)、Cytosine(シトシン)。

今年の1月にNASAが選んだ「“ありえない” SF映画」なんていうのが発表されて「2012」が第1位になってましたけれども、それと同時に「“現実的な”SF映画」というのも発表されてまして、そこで1位になってたのがこの「ガタカ」(98)。
正直タイトルも聞いたことなかった。そんなに現実的な話なら観てみようと思って前に一度借りたんだけれども、なんか観る時間がなくてそのまま返却してしまった。映画を観ないままTSUTAYAに返す敗北感ハンパない。でも今回はリベンジということで借りてちゃんと観ましたよ。
面白かったです。遺伝子工学の発達によって優秀な遺伝子を組み合わせて生まれた“適正者”と自然な出産で生まれた“不適正者”との間に横たわる社会的差別。それはもう世界の常識として思われるほどの。その差別を何とかして乗り越え、自らの夢を叶えようとする主人公の渇望。自分の運命や能力の限界はDNAが決めるのではなく、自分で切り開き変えていくのだという強い意志と挑戦。見ていて胸が苦しくなるほどでした。
登場人物たちの思いが交錯するラストの30分は目が離せない展開。そして印象的なラストシーン。映像と音楽も美しく、良い映画を観たと心底思える作品でした。

ガタカ [DVD]

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